再生可能エネルギーの拡大にともない、電力の需給バランスを調整する「系統用蓄電池」の重要性が高まっています。当社は、この蓄電池を活用したビジネスへの参入を希望する投資家や企業に向けて、導入から運用、収益化までを一括で支援する「運用委託投資事業」を展開しています。電力市場に関する知識や運用ノウハウがなくても、当社が代行して運用を行うため、GX（グリーントランスフォーメーション）に取り組みながら、安定した収益の獲得を目指すことが可能です。

系統用蓄電池市場について

※一般社団法人 日本電機工業会（JEMA）の蓄電システム業務専門委員会への参加企業17社の集計結果
※LIB：リチウムイオン電池
引用元：一般社団法人 日本電機工業会「JEMA 蓄電システム自主統計 2024年度上期出荷実績」P.４より抜粋

導入が加速する系統用蓄電池

政府のグリーン成長戦略（2020）やGX基本方針（2022）でも、定置用蓄電システム（住宅・工場・系統用を含む）の活用が明記され、補助金などによる導入支援も進んでいます。さらに、電力市場の制度改革や災害時のレジリエンス強化、企業の脱炭素経営の加速といった背景も相まって、蓄電池市場は年々拡大。日本電気工業会による調査でも、系統用蓄電池の出荷台数は着実に増加しています。

• 補助金による導入支援

• システムの低価格化

• 脱炭素政策推進

• レジリエンス強化

• 電力市場の制度改革

社会課題の解決と経済的リターンを両立する「インパクト投資」の潮流が高まる中、当社の運用委託投資事業は、GX（グリーントランスフォーメーション）領域における有望な投資機会として注目されています。蓄電池という社会インフラを軸に、脱炭素・分散型エネルギー社会の実現を共に目指しませんか。

• 01
  安定的な収益獲得

  容量市場・需給調整市場など、複数の電力市場への参加による継続的な収益が見込めます。

• 02
  新たなビジネスの創出

  電力市場への参入やエネルギー関連事業への展開を通じて、自社のビジネスポートフォリオを拡大できます。

• 03
  BCP・レジリエンス対策

  系統用蓄電池を活用することで、災害時のバックアップ電源や事業継続性を確保できます。

• 04
  ESG・脱炭素経営の推進

  GX関連の取り組みとして、企業価値やESG評価の向上が期待されます。

当社が提供する「運用委託型サービス」は、系統用蓄電池の導入計画から設備調達・設置、運用・保守、電力市場での収益化までを一貫して支援する仕組みです。GXへの貢献や新たな収益機会の創出を目指す企業・投資家に向けて、専門知識がなくても安心して参入できる体制を整えています。

• 01用地開発

  最適な用地選定から、
  開発調整までを一括対応

  系統用蓄電池の設置には、電力系統への接続条件や土地条件、周辺環境など、複数の要件を満たす用地の確保が必要です。当社では、候補地の調査から地権者との交渉、行政手続き、接続検討までを一貫して対応。複雑な初期フェーズを円滑に進めることで、スムーズな事業立ち上げを可能にします。

  

• 02施工

  設置工事から系統連系までをサポート

  系統用蓄電池の設置には、大型クレーンによる重量物の搬入や道路使用許可・特殊車両通行許可の取得、電力会社との系統連系手続きなど、幅広い専門知識と複雑な調整が求められます。当社では、設備の選定から運搬・施工・試運転に至るまで、全工程を熟知した専門チームが一括管理。

  

• 03市場運用

  電力市場での最適運用を代行

  系統用蓄電池は、容量市場や需給調整市場など複数の電力市場に参加し、充放電を調整することで収益を創出します。市場ごとの特性や入札ルールは複雑で、専門知識と迅速な判断が求められるため、当社の専門チームが運用代行を担当。蓄電池の性能を最大限活かしつつ、安定した収益化を実現します。

  

• 04O&M(運用・保守)

  設備の安定稼働を支える運用・保守体制

  系統用蓄電池は長期間にわたり安定的に稼働させることが求められます。当社では、遠隔監視によるリアルタイム稼働管理を実施し、専門業者と連携した定期点検や故障対応などの保守サービスを提供。蓄電池の性能を最大限に維持し、計画通りの収益獲得をサポートします。